シューゲイザー好きなら聞いておきたい不動の名盤5選【洋楽ロック】
幾重にもなった爆音のギターノイズと囁くようなボーカル。
90年代に盛り上がったロックのいちジャンルですが、今も色褪せず多くのファンを魅了し続けている。
その音楽性からギタリストが足元のエフェクターを見ながら俯いて演奏する姿が多く、「Shoe(靴)gazer(見る人)」と呼ばれはじめたとか。
壮大で夢幻的なサウンドは不思議と耳に心地よく響き、まるで夢の中にいるかのように没入して聞き入ることができる。
今回はそんなシューゲイザーの中から、ジャンルを代表するような名盤を紹介してみる。
- Loveless / My Bloody Valentine (ラヴレス / マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン) [1991]
- Nowhere / Ride (ノーホエア / ライド) [1990]
- Slouvlaki / Slowdive (スーヴラク / スロウダイヴ) [1991]
- Doppelgänger / Curve (ドッペルゲンガー / カーヴ) [1992]
- Psychocandy / Teh Jesus and Mary Chain (ラヴレス / ジーザス&メリーチェイン) [1985]
- おまけ 「シューゲイザー・ディスク・ガイド」
Loveless / My Bloody Valentine (ラヴレス / マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン) [1991]
このジャンルの代表格といえる1枚。
マイブラといえばシューゲイザー、シューゲイザーといえばマイブラ。
ギターノイズの轟音の中に囁くような男女ヴォーカルが絶妙に美しい。
どの曲も素晴らしいですがSoonは特に気に入っている。
Nowhere / Ride (ノーホエア / ライド) [1990]
Rideもマイブラに劣らずシューゲイザーの代表格と呼ばれるバント。
1996年に解散しましたが、2014年に再結成したことでも話題になった。
Vapour Trailなど爽やかな曲も多く、マイブラとはまた違った味わいのある仕上がり。
Slouvlaki / Slowdive (スーヴラク / スロウダイヴ) [1991]
マイブラ、Rideと共に「シューゲイザー御三家」と呼ばれるSlowdive。
こちらも1995年に解散したのち、2014年に再結成。
心地よく陶酔できるサウンドが特徴で、1曲目のAlisonから彼らの淡い世界に浸ることができる。
Doppelgänger / Curve (ドッペルゲンガー / カーヴ) [1992]
ロンドン出身の男女デュオ。Horror Headは特に低音からウィスパーボイスまでトニ・ハリデイ (Vo) の表現力が発揮されている名曲。
ノイズギターと軽快なダンス・ビートに艶やかなボーカルが乗って独特なサウンドを作り上げている。
Psychocandy / Teh Jesus and Mary Chain (ラヴレス / ジーザス&メリーチェイン) [1985]
1曲目のJust Like Honeyから始まるギターノイズ。彼ら自身がシューゲイザーを掲げて活動していたわけではなが、その後のシューゲイザーの始祖ともいわれ、このアルバムがジャンルに与えた影響は計り知れない。
おまけ 「シューゲイザー・ディスク・ガイド」
今回はシューゲイザー代表格の5枚を紹介してみた。
他にもまだまだ魅力ある曲がたくさんあり奥が深いジャンルでもあるので、興味を持たれた方はぜひ色々聴いてみてほしい。
ちなみに、ディスクガイドも出ているので参考に。
かなり情報量が多く、今回紹介したマイブラ、Ride、Slowdiveのメンバーへのインタビューなど読み応えは抜群だ。
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それではまた。